退院して感じたこと

2012/ 10/ 13
                 

先週母が退院しました。

トイレも自立、歩行もできるようになり、家事全般のヘルプが必要ではありますが自宅での療養生活になりました。ブログを通じてお声がけいただいた皆様、ありがとうございました。現在は少しずつではありますが日常生活を取り戻す訓練をしながら生活しています。

 

父と二人暮らしなので私もできる限りヘルプに行くのですが、なんといっても助かるのは父の存在で、入院中も私に頼らずに過ごしたので自分の父ながら感心しました。そんな頑張り屋の父なのでヘルプをしてくるときには相当大変な時なのだろうから、注意してみていないといけないな、とも感じました。

 

早朝畑仕事を済ませ、食事を摂って洗濯後、母の7時の朝食前に病院に着いて励ましながら食事の介助をしていました。私は子供たちや主人の世話をしっかりするように、それがあなたの仕事、と両親からきつく言われていたので病院には10時近くに行き父と交代です。その後父は一旦帰宅し、洗濯物や家事をこなして自分の夕食の買い物などを済ませ、午後3時から4時の間にまた病院に来て私と交代。私は帰宅後夕食の支度や買い物、明日の用意など滞りなく出来ました。

その後父は夜8時まで付き添い、帰宅後に食事と風呂を済ませ就寝という日々を1か月ほどこなしました。

 

時々父に差し入れをしたりしましたがこちらに食事をしにおいで、と言ってもいいから、と一度も食事を一緒にすることはありませんでした。

 

病院の看護婦さんたちにはいつも「お父さん今日も来るの?」とか少し遅いと「今日まだ来ないね?」などとすっかり覚えられてしまい、母も毎日「旦那さんに愛されててうらやましいね、どうすればあんな風になるの?」「こんなに来てる人初めて」などと言われうれしそうでした。

 

手術後は食事がのどを通らず具合も悪そうで、私も父もとても心配しました。おまけに不整脈や頓脈、熱、痛みなど術後の容態の回復も一進一退の時期は眠れない日があり、病院に一人置いて帰るのがとてもつらい時期がありました。

 

やはり口から食事を摂ることと、つらくてもリハビリを早く始めることで術後の回復の進行に差が生じることからレモンやゆず、こしょう、海苔などで工夫して食べさせたり、呼吸を整える訓練をしたり、歩行の練習をしたり、と本人も父もよく頑張ったなぁ~と思いました。

 

心臓の手術は体にかなりの負担があるため母もよく頑張りましたが父もよく頑張ったな、と感心しました。以前から自分のことはだいたい自分で出来た人でしたが年齢のこともあり、心配でした。しかし自分の女房のことだから当たり前、と言ってこなしているところに意志の強さを感じ、私も疲れた、などと言っていられないぁ、恥ずかしいなぁ、私はDNAを引き継いでいるんだから自分もできるはず、絶対に頑張り通す、と気合を入れなおすことが何度もありました。

 

また、父が帰る前に実家の雨戸を閉めに行くとたまに玄関にビニール袋がぶら下がっていることが・・・見てみるとタッパーに入って五目御飯や魚の煮つけ、野菜ジュースなど、近所に住むお友達から父が一人で食事が大変だろうから、と差し入れを置いておいてくれているのです。それを見るたびに温かな気持ちになり、地域のつながりのありがたさ、大切さを感じました。このような時の優しさをいうのは本当に心に響くものだなぁ~と思いました。

 

入院生活を通じていろんな医療の知識も得ることができ、家族のつながり、地域のつながりの大切さも改めて感じました。そして自分の子にも早く帰宅した時には洗濯物を入れてたたんでおくことやふろ掃除、お米を研いでおく、などの仕事を頼んでいましたが、ほとんどこなしてくれていて、震災でも感じた子供たちの優しさや自分の出来ることを見つけ出す、という潜在能力を確かめることもできました。(普段はしないので・・・^^:)

また、私が母のもとに毎日通っていることにも理解を示し、励ましてくれた主人にも感謝しています。

 

入院生活は幸せについて改めて考えさせられ、素敵な贈り物を運んでくれました。

それはいつもは隠れている心がふと見えた一カ月でした。

 

        

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コメント

        

お母さんの退院おめでとうございます
ほんとに良かったです
夫婦愛を感じました
毎日毎日1ヵ月間お父さんもありんこちゃんも
ほんとに大変だったろうと思いますが良く頑張りましたね
お母さんも皆さんに支えられて幸せでしたね~
家族愛・夫婦愛・ご近所さんの繋がり・・・
色々考えさせれますね~
ありんこちゃんもお疲れが出ないようにしてください
朝晩寒くなりましたのでお母さんもまだまだお大事にしてください
ほんと良かった。ホッとしました
うるうるになりました。
ピッピさんへ
入院からお声掛けいただきましてありがとうございました。
自宅療養になり、ほっとしています。今は少しずつ家事もスタートし始めました。
今回の入院でいろいろなことを知ることができて、まだまだ世の中に知らないことばかりだなぁ~と感じました。また、このよな時に周りの人の本当の温かさというものが見えるものだなぁ~と感じました。
こんばんは~

お母様の退院おめでとうございます。
大変でしたね~それでもありんこさんやお父様ご家族の協力。地域の方のお気持ちなど読んでいてうん。。うんとうなずいたりしていました。
なかなか出来ることでもないですしこうして看病に付き添えることも健康であるからこそと思います。
ありんこさんのご家族の絆もますます深まりましたね。
お父様もほっとされておいででしょう。回りの方の温かさってほんとありがたいね

どうぞありんこさんもお疲れが出ませんように。気温差がだいぶ大きくなりました
体調の管理も大変かも  お父様、お母様の管理も大変でしょうけれども
ご自愛くださいね。
コメントありがとうざいます!
ほんと、こういうときの地域の方々のちょっとしたお心遣いというのはありがたいなぁ~両親も地域の人たちとのこうした交流で守られているのだなぁ~と改めて感じました。
 ありがとうございます、ほどほどに頑張ります^^
お母さまの退院おめでとうございます。
まずは一安心ですね。でもこれからまだ大変なことと思います。お父さまのケアはもちろんの事、ありんこさん自身もお疲れの出ないようにしてくださいね。
1日も早い回復をお祈りしております。

お返事など気になさらずに~ご両親への孝行して下さいね。
blueroseさんへ
コメントありがとうございます、退院したことでだいぶ時間に余裕ができるようになりました。日々出来ることが増えてくることが今の最大の喜びです。
blueroseさんのお心遣い、うれしいです。
退院おめでとうございます
少しホッとされていただければと思いますが・・
お父様もやるときはやるんですね~
近所の方の温かさや家族の思いやり

とっても和むお話でした
私もやさしくならなきゃ。。。

ここ最近ずいぶんと寒くなってしまいました
お疲れが出るころなので風邪などひきませんように
カシスさんへ
ありがとうございます。いつも励ましのコメントありがとうございます。
毎日の健康な日々が何よりの財産ですね。明日が来ることが当たり前ではないのだと思うことが増えました。健康第一ですね。健康に注意して自制しながら、自分の気持ちに忠実に暮らしたい、という気持ちも大事にして過ごしていきたいな、と感じた一か月でした。母との時間が持ててとてもうれしい一ヶ月でした。