誕生日のやり直しに・・・

2011/ 05/ 11
                 
あの震災からちょうど2ヶ月経ちましたが・・・・3月11日は私の子どもの誕生日でした。



夕方に行かなければならない相手先から午前中に電話が入り、急遽午前中に仕事が片付いて・・・・



いとこがバースデーケーキをプレゼントしてくれました。



こんな素晴らしいケーキもいただいたことだし・・・そうだ~あの子まぐろが大好物だから買いに行こう!そう思って買い物に向かったのが午後2時過ぎ・・・・


津波が押し寄せたショッピングセンターへ向かいました。


そこにつながる国道に出る手前で信号が赤に・・・・・・あれ?今朝バッグを入れ替えてお財布どうしたっけ?


国道に出る手前の道路なので信号が変わるまでかなりの時間がありました。


あれ?ない!財布が・・・どこにもないんです~・・・そう、バッグを入れ替えたせいか自宅に忘れてしまったんです・・・。そうして私は引き返したのです・・・・。


もしあのまま出かけていたら・・・・2階まで水が押し寄せたというからどうなっていたか、と考えるだけでも恐怖です。


子どもが守ってくれたのかも・・・と感慨深げに思い出しました。


その日は避難所で一夜を過ごし、ケーキは食料として持っていったのでそこでいただいきました。


それからというもの、誕生日などはすっかり飛んでしまい、本人も3.11なんて呼ばれてあまりいい気がしないものですからそのままになっていました。


この世に生まれてきたことを素直に喜び合う、そんな大事な日、もう一度今日お祝いしてあげよう!って一人で勝手に思って、勝手にケーキを焼きました。


このエンゼル型のケーキ。地震で食料が不足しているときも簡単でよく作っていました。

P1040649.jpg



ホットケーキミックスで蒸すだけの簡単ケーキでしたが、とてもおいしいと感じました。


そのケーキ、今日はほんのちょっぴりだけ飾ってお祝いしました。


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懐かしいね~よく食べたね~なんて言いながら、みんなでいただきました。



幼いと思っていた子供達、不便な生活中は率先して水汲みや買い物、片付け、手伝いはほとんどやってくれました。



そういえば・・・大学生の関心事第1位、空気が読めるか読めないか、だと去年新聞で見ました。


そんなこと、どうでもいいね!


今回、若い世代の子供達、本当によく働いていたように思います。

 人々の素晴らしい行動に出会って感動したり、人間の薄汚い行動に愕然としたり怒りを感じたり、いろんな経験をして、大事なことは何か?・・・それぞれがそれぞれの大事なものをきっと見つけたような・・・そんな気がします。


そういえば昔誰かに大丈夫?と聞くのではなくて、大丈夫だよ、と言ってあげるといい、と聞きました。


今回私はどちらでもなく、ああ、きっと大丈夫、子ども達はちゃんと生きていける!そう思えました。




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